Sunday, November 16, 2014

普段着にはFFCステルスサドルが最適

もともとCAAD9にはサンマルコのシートがついていたが、相当硬い。中央部分はクッションが微妙にあるが、周囲はガチガチ。ロングライドはちょっとつらい。そして重い。実測284グラム。

パッド入りインナーとかはけばちょうど良いかもしれないが・・・はくきはないので、そういう前提でもっとクッション性があり、できればもっと軽量なものを探す。




でいろいろ調べた結果、たどり着いたのが、FFCのステルスサドル。樹脂製。

樹脂製といえばタイオガのスパイダーサドルのほうが有名だと思うが、手に取ってみたら、これはメチャメチャ硬い樹脂でできてる。指の力程度ではまったくたわまない。

それと比べるとFFCは指であおるとたわむ。ハンモック的な感じ。そして軽い。実測167グラム。それでいて税込み8000円程度でコスパもなかなか。



さっそく取り付け。見た目はレーシーで相当良い!スッキリかつスケスケな感じがとてもそそられる。

肝心のクッション性も指であおった期待通りの柔らかさで、薄い短パンで乗ってもぜんぜん平気。

そしてこの穴もただ軽量やファッションであいているだけでなく、空気が下から上に行くようにフィンがついているので、汗をかいても蒸れにくい。たぶん夏はもっと快適。

たぶんパッド入りをはく人はタイオガのような硬い樹脂の方がいいと思う。普段着で乗る人はきっとFFCの方がいい。

あと力をかけたときにたわむかといえばたわむので、全力漕ぎしたときにたわみすぎるかもしれない。もうちょっと乗らないと不明。

購入したのはクロモリレールだが、カーボンレールもある。重さはカタログ値で衝撃の101グラム。しばらくのって耐久性に問題なさそうなら、カーボンレールに交換してもいいな。カーボンシートポストとセットで。

Monday, November 3, 2014

フラットペダル化!高級デカペダルはすごかった

ビンディングペダルからフラットペダルへ。

逆行してる感じはするけれど、、、街乗りメインではフラットペダルのほうが圧倒的に便利だと思う。ビンディングペダルには世間で言われるほどメリット(引き足の効果とか)を感じず、そして高級フラットペダルはあなどれないことがわかった。

いろいろ調べた結果、最終的に選んだのはこれ、HT componentsのME01T


・MTB向けスパイクピンで強力なグリップ
・バランスのとりやすいデカペダル(102mm x 96mm)
・限界ギリギリの厚み17mm(ピン to ピン)、本体は11mm
・限界ギリギリまで詰められたQファクター
・サイズに比べて相当軽量(実測で左121g、右123g)
・マグネシウム+チタンシャフトでカッコイイ



実売で税込み軽く20000円オーバーだが・・・力を伝える重要なパーツだし、はっきりいって体感効果はフラットペダルからビンディングペダルに変えた時ぐらい高級デカペダルも高く感じる。

乗った瞬間にわかる圧倒的なグリップ力とバランスの取りやすさ!そしてQファクターの狭さ!これはとてもコントロールしやすいし回しやすい。ペダルがデカイのとシャフトからの距離が近い(=薄い)のも大きいと思う。


HT componentsは同価格帯でいくつか形状にバリエーションがあり、ME03Tは01Tよりさらに16g軽く、これは本当に軽く持った瞬間に衝撃が走った。ただQファクターは少し大きい。02Tは34gも軽く、もはや想像できない軽さ。ただ厚みが17mmになる。

そのほかに低価格帯(といっても15000円前後だが)でアルミ製のAEシリーズもある。違いは素材(重さ+100g)ぐらい。

どれも一長一短ありどれを重視するかだけど、軽い方がいいのでマグネシウムなMEシリーズ+チタンシャフトの中から、力の効率を最重視して"最も薄くQファクターの狭い"ME03Tを選択した。

このペダルは想像以上に良かった。ギア電動化に匹敵するぐらい衝撃。停止する必要がないレースはともかく、それ以外はビンディングペダルでなくても十分。

Sunday, August 17, 2014

Di2タッチセンサーの動画

雰囲気用に動画を作成。


本当は屋外で実走しながらが良いのだけど、難しそうなので(そういう器材がないので)室内で2台のカメラ(スマホ)で撮影。

映像はフラットバーでの操作のみです。ブレーキレバーでも出来るのですがいいアングルがなかったので今回は保留。

Wednesday, August 13, 2014

RD-6870(GS)の取り付けと調整

お初だったのでわりと苦労したRD-6870(GS)調整。なぜならDi2が動作しているところを見たこともなければ、GSみたいなワイドレンジなデバイスの情報もぜんぜん見当たらないから。普通はSSを選ぶらしい。

でもシマノ製品の良いところはディーラーズマニュアルが公開されているところと、サポートセンターがあり普通の人でも質問できるところ。この2つがあれば素人でもお初でもなんとかなる。

使用したマニュアルは主に以下の2つ
- ディーラーズマニュアル基本作業書(DM-GN0001-07-JPN)
- ディーラーズマニュアルULTEGRA 6870シリーズ(DM-UL0001-00-JPN)

GSだからといってSSと特別なにか違いはなかった。もともと105の11-27Tぐらいがついていたリアディレイラーからの交換だが、ディレイラーハンガーもそのままでOK。

苦労したのはチェーンの長さ調整(何コマにすべきか)とBテンション調整ボルト。フロントシングルなんて想定はマニュアルに入ってないから。

チェーンの長さはこの図に従った。最大スプロケットは32Tなのだがフロントシングルなので上の図の方法で調整してみた。パッと見スプロケットの中心とプーリー2つが一直線に並ぶように見えるが、プーリー2つだけが垂直に一直線に並べばいいらしい。


Bテンション調整ボルトはただ回しているだけだと変化がわかりにくいが、クランクを回して確認すると違いがわかる。マニュアルにある通りなのだが、変化がわかりにくかったのでAとBどっちがどっちの方向かよくわからなかった。Aは離れる方向の矢印ではあるが、Aの位置はスプロケット側の線に当ててあるので近づくようにも見える。誤解ないように書くなら時計回りはプーリーが離れる方向、反時計回りがプーリーが近づく方向。


ところで、なぜBテンション調整ボルトだけプラスネジなのかな?すべてヘックスに統一してほしいところだけど。。。


とりあえず現在の調整状態。トップギア。


ローギア。


Di2タッチセンサー制御用マイコン

タッチセンサーを実現するために今回はPICマイコンを利用した。プログラムは自作。

完成版ではないが、基板の雰囲気はだいたいこんな感じ。タッチセンサーの感度調整機能つき。今回は使わないけど、せっかくなのでリアだけでなく、フロントのシフトチェンジにも対応できるように作っておいた。後からやろうとすると思い出すのが面倒なので、最初から対応。


全体はこう。


で、相当悩んだ問題はこの基板とバッテリーセットをいったいどこに配置すべきか。自作だけにリチウムイオン電池は簡単に取り外しできる位置に置きたいところ(主電源スイッチは別途つけてはいるが)。充電するにも取り外しがいるし。

さんざん悩んだ結果ここに着地した。


トップチューブ上に置く小さいポーチのようなバッグも市販されていて、そこに詰め込むかとも思ったが、いまいちしっくりきそうにないのと価格が高いので、これを利用した。


コンパクトなジャストサイズ(φ50mm、長さ100mm)でスーパーローコスト、高い防水・防塵性能つき。外装はそのうちカーボンシートでおおえば見てくれはよくなるはず。

固定グッズはこれ。このペアで固定すると相当強固。


振動に対する基板保護はもう少し考えるつもり。万一ショートすると・・・

Tuesday, August 12, 2014

Di2タッチセンサーシフト完成!

前回開いたシフター(SW-R671-R)に、いよいよオリジナルシフトボタンを搭載する。

まずは完成品から!

フロント固定、Di2リアディレイラーのみで、右手でシフトアップ、左手でシフトダウンという理想形で実装。フラットバーを握ったままでも同じことが出来る。合計4ボタン。


見た目すっきりなので一見どこにもボタンがなさそうだけど、よく見るとケーブルと黄金色に輝くものが見える。

ドロップ部分はここ!中指でシフト。


フラット部分はここ!親指でシフト。


はい、これは物理ボタンではありません。今時のスマホのようにタッチセンサーです。触るだけでシフトチェンジ!新しい技術じゃないけど自転車的にはかなり新しいと思う。けっこう新鮮でシフトが楽しい。

実際の使用感はこんな感じ。タッチ前。


タッチしてシフトチェンジした瞬間。


触れるだけなので、ほぼ中指をちょっと移動させるだけでシフトできる。連続タップもトントンとレバーを軽く叩くだけでやりやすい。

続いてフラットバー。まずは普通に握った状態。


タッチしてシフトチェンジした瞬間。


これも親指を移動するだけ。

実現にはわりと工夫が必要だった。詳細はまたそのうち。

続く。

追伸、動画作りました on YouTube

Monday, August 11, 2014

シフターSW-R671-Rの分解

ブルホーンハンドルですでに単体のブレーキレバー(BL-TT79)を装着しているため、シフター(SW-R671-R)はこのままでは装着する場所はない。

純正品で行くならST-9071というTT用のシフターとブレーキレバーがキレイに合体したコントロールレバーがちゃんと用意されている。BL-TT79とSW-R671-Rで22000円ぐらい、ST-9071が34000円ぐらいで差額は12000円ほど。単純に合体させるだけなら、ここから改造する分のコストやリスクを考えると別々に購入するメリットはたぶんない。

あえてバラバラに購入したのは、それ以上にやりたいことがあるから!

フロント固定なだけに!
(1)シンプルに右手でシフトアップ、左手でシフトダウンしたい
(2)フラットバーを握ってる状態でも同様にシフトアップ、ダウンしたい

よって、自作スイッチの道に走る。

まずはシフターの分解。まな板にのせた状態から。


フタをオープン。


さらにオープン。ここまではネジを回すだけ。


ここからは後戻りできない。のり付け面をカッターで切断。歯を入れる。このまま外周を切る。


ひらくとこんな感じ。


キレイに周りの余分なものをはぎとって終了。


次回は自作スイッチの取り付けへ

いよいよ全パーツ接続

電源がつながるようになったので、いよいよ全パーツ接続して動作テスト。

接続方法は、以下の通り。

- リアディレイラーとJUNCTION AをEW SD50で接続
- シフターはケーブルの途中で基板をはさんで信号を取り出しつつJUNCTION Aへ接続
- 基板に取り出した信号からバッテリーホルダーの出力へ接続
- ラジコンバッテリーをバッテリーホルダーの入力に接続

基板をはさんだのはバッテリーホルダーとJUNCTION Aの接続ケーブルを一本節約するため・・・と、これからさらに信号を加工をするための準備。


無事、動作チェック完了。特に問題なさそう。

本当は純正の状態で全接続チェックしてから加工したかったが、そんな余裕はなかったので、このぐらいならきっと、、という思いで綱渡りトライ。万一初期不良がまぎれてたりすると相当しんどいので、ここできっちり動作してくれて良かった。

バッテリーホルダー解体&加工

バッテリーホルダー(SM-BMR1)はそのままだと大きいので、バラす。

バッテリーを支えるホルダー部分(左)と肝心の中身(右)に分離する。


大きさ的には許容範囲なのだけど、専用ケーブルの端子を使いたくないので、普通の線が接続できるように加工する。ちょっとリューターで削ってみたが、しっかりモールドされてそうなので、途中で止めたの図。あわよくば中身を覗いてみたかったが、せっかくオークションで安く仕入れた一品なので引き返す。


普通に端子の頭をとっぱらってハンダ付けしやすいように加工した。


導通チェックもOK!

接続ケーブルを調べる

Di2の接続ケーブルはもちろんEW-SD50。

中身はどうなっているか覗いてみる。


電源とGNDの2線式。電源に信号ものせているようだ。


コネクタは特殊で代用品はなさそう、でもケーブルも良いお値段(2000円ぐらい)するのでコネクタの必要箇所が最低限になるように考える。加工しちゃうと将来中古で売ることもできなくなってしまうので加工パーツも最低限になるように努力する。

ラジコンバッテリーを接続

Ultegra Di2のバッテリー環境を調べてみる。

バッテリーを外装か内装(シートポスト内)かで2つの選択肢がある。

外装は、バッテリー(SM-BTR1)とホルダー(SM-BMR2)がペアで必要、さらに専用充電器(SM-BCR1)も必要。昔のビデオカメラのようにバッテリーを自転車から取り外し、専用充電器にガチャコンとはめる方式。

内装は、バッテリー(SM-BTR2)だけなのだが、これまた専用充電器(SM-BCR2)が必要。電源はUSBケーブルからなので、ここだけは汎用性がある。

どちらの方式でいってもAmazon価格でだいたい22000円ぐらい。

性能としては、SM-BTR1だと下記のスペック
- リチウムイオン電池 7.4V
- 530mAh
- 71g
- 放電能力は不明

なるほど。これならラジコンバッテリーでもいける。同容量なら例えばハイペリオンのLiPo 7.4v 2セル 550mAhで1100円。1つ上の850mAhでも1300円ほど。放電能力は25Cもあるので軽く10Aオーバー。

充電器は汎用でOK。G FORCEの1-3s LiPo/LiFe専用急速充電器を購入。あと変換ケーブルも。

全部でこんな感じ。トータル5000円。


ちゃんと動くか接続試験を実施。

バッテリーからの出力をバッテリーホルダーへ、そしてJUNCTION Aのバッテリー正常ランプがつくかどうか。


で、点きました!

Sunday, August 10, 2014

Ultegra Di2をバラ購入、不足分は自作で!

Ultegra Di2を普通に買うと軽く10万円オーバー

フロントディレイラーも要らないし、なので必要最小限をバラで購入することに。汎用品や自作で補えるものは補う方向で安くあげる方向で。

Di2をいろいろ調べてみた結果、まとめるとこんな感じ。
- 各パーツそれぞれにマイコンが入っていて、お互いに通信している
- パーツ同士は電源ケーブルでつなぐ、これは2線(電源/GND)で、電源に信号ものせている
- 電源はリチウムイオン電池2セルで7.4V系
- バッテリー台座(SM-BMR2)にもマイコンが入っている、電源ケーブルに直接7.2Vをのせても動かない、必須パーツ
- パーツ同士の電源ケーブルのつなぎ方に順番や位置関係はない、JUNCTION Bはただ全線を結線しているだけでマイコンはない
- JUNCTION Aはマイコンがあり、中央制御的な役割をしている、必須パーツ
- ケーブルのコネクタは特殊。汎用部品で合うものはなさそう。

リアだけのDi2として機能するための必須パーツは、Di2に対応した下記のパーツが必要。
- JUNCTION A
- バッテリー台座
- バッテリー
- リアディレイラー
- リアシフトスイッチ
- 電源ケーブル

以上から導きだされたシマノ純正購入パーツは以下の通り。

- JUNCTION A SM-EW-90A
- バッテリー台座 SM-BMR2
- リアディレーラー RD-6870-GS
- エアロバー用シフター(右=リア) SW-R671-R
- 電源ケーブル EW-SD50, 1200mm

その他に、
- スプロケット CS-6800, 11s, 11-32T
- チェーン CN-6800, 11s, 116L


トータルで5万円ぐらい。オークションも利用したが、全て新品。

バッテリーはラジコン用の汎用品をチョイス、性能的には相当オーバースペック、でも安い。1000円ちょっとで純正より容量も多い。あとそれ用の充電器もラジコン専門店で購入。トータルで5000円ぐらいだったかな。
- ハイペリオン, LiPo 2セル, 850mA, 25C
- 充電器と接続ケーブル


もちろん、これらはDi2に直接接続は出来ないので、改造が必要。

ブルホーンハンドルもすでにブレーキレバーが入っているので、スペースはどこにもない。ので、こちらも改造が必要。

ブルホーンハンドルを導入

ドロップハンドルはやめた。

ドロップ部分をあまり使わないから。ブルホーンにして最初から低めにポジションだした方がブレーキも使いやすいし低い姿勢も作りやすそうだから。

選んだのはDedaのローライダーハンドル。

ブルホーンハンドルもフラットなタイプと斜めに下がったタイプがあり、ローライダーは後者のタイプ。こっちの方が断然かっこいいと思う。

あとブルホーンハンドルにドロップハンドル用のSTIレバーをつける気はまったくしない。あそこにごっついレバーがつくのはデザイン的にありえない。

しかもフロントシフト使わないし、理想的には右手でシフトアップ、左手でシフトダウンにしたいしね。

ということで、STIレバーの代わりに正統なDura aceのブルホーン用ブレーキレバー(BL-TT79)を選択。これはカッコイイ!

あえてちょっと幅狭に400mm。


シフトは??

ワレ、ヒサクアリ。

続く。

短いチェーンリングボルトがほしい

フロントシングルにしたのはいいが、ラクランク付属ののチェーンリングはダブル用なのでまったく合わない。

とりあえずシングル用とおぼしき7mmのチェーンリングボルトを購入したが、これもまったく長すぎ。


仕方ないので、とりあえず削った。相当削った。たぶん最適長は4mmぐらいか・・


それにしてもチェーンリングボルトって高すぎじゃないか、5mmは2000円近い価格が・・・ただのボルトなんだけど。。。

Saturday, August 9, 2014

フロントシングルのチェーン落ち対策

フロントシングルにすると1つ問題があるらしい。

チェーン落ち。

ディレイラーつけっぱなしなら平気だけど、ただのオモリにしかならないし、そもそもごちゃごちゃ機材がついてるのは好きじゃない。

でもなにもしないとチェーン落ちするかも。。。チェーンキャッチャーとかいうのがあるらしい(主にマウンテンバイク用?)が、そんな無骨なものつけたくない。

と、いろいろ調べてたら、すごいのあった!!

Wolftooth

狼の歯。

名前の通り、歯がすごい。チェーンをぐっさり噛んでいる。これはまったく外れる気がしない。チェーンリンクの内と外で幅が異なるが、それに合わせてチェーンリングも交互に歯の厚みが異なる。

購入したのは、110 BCD Cyclocross Chainrings


アメリカ製。サイトの説明文に但し書きがあるが、Di2で使えるのか使えないのか意図がよく分からない・・・

"Does NOT fit on the cranksets for Shimano DA 9000 / Ultegra 6800.  They WILL work with 11 speed chains. "

ので、メールで聞いた。シマノのクランクアームの構造だけの問題で、普通の5本アームなら問題なく取り付けられるし、Di2の11速でも問題なしとのこと。

安心して購入。日本でも取り扱っているお店もごく少数あったが、ちょっと高い。輸入しようかとも思ったが、時間と送料を考えると全くお得じゃなかった。

クランク長を考える

もともとはクランク長は170mm。でも、はっきりいって自分には長過ぎではないか、と感じていた。弧が大きくて回しにくい。

でも大抵の、見た目かっこいいのは170mm以上からしかラインナップがない。欧米人がメインなんだから当たり前か・・・

でも一部のメーカーはちゃんと用意してあった。Dixnaのラ・クランク
なんと140mmからラインナップ!素晴らしい。


試しようもないので、とりあえず160mmを購入した。ん、明らかに以前より回しやすい。Qファクターも以前より小さいようだ。139.8mm!


カスタム化計画

とりあえず乗りたくない原因を考える。

過去にホイールだけは変えた。ホイールが一番変化が大きいと言われていたのと、クリンチャーのパンクでカーブで怖い思いをしたから。

パンクしにくい、してもスローパンクということで、チューブレスを買ってみた。コスパ最高のシマノ製。

微妙・・・たしかにパンクはしないけど、空気の自然放出早すぎ。一日持たないじゃん!行きと帰りで空気圧が変わるんだけど。3日もしたらほぼすっからかん。でもこんなもんで世間は納得してるらしい。正気か??

っていうのが乗りたくなかった要因の一つ。

もう1つはフロントダブル。リアがサクサクシフトできるのに対して、フロントはもっさり。いまいち、どこでフロントを切り替えるべきかもピントこない。

そもそもフロントいるのか疑惑。もともと山を自転車で上りたい+筋トレ。平地は楽に30km/h以上で走れればいいし、下りは興味ゼロ。

11速にしたらフロントはもうなくていいんじゃないか?ワイドタイプだと11-32tがあるじゃないか。現状はコンパクトクランクでフロント50-34t、リア11-27tなのでギア比は、

50x11 = 4.55
50x27 = 1.85
34x11 = 3.1
34x27 = 1.26

これをフロント38t固定、リア11-32tなら、

38x11 = 3.45
38x32 = 1.18

うん、これなら急で長い坂も安心。

フロントシングルのリア電動11速で行こう!と決めた


・・・が、後付けで購入したシマノのホイール(確か10万ぐらいしたような)が11速に対応できないという・・・他社のホイールは対応できてたようだが・・・

コスト削減も考えてのフロントシングルだったのに。

旧型Dura-aceで電動10速という逃げもあるが、今更のオールド感強いし、11速とケーブルも違うし、Ultegra Di2がかなり出来が良い、そして買ったシマノのホイールのデザインはあまり好きじゃない・・・ので、あきらめて買い替える。。。

ロードバイク再び

いつだろう。。。ロードバイクに手を出したのは。

たぶん2008年頃。

普通の自転車は相当乗ってきたので、きっとすごい自転車(ロードバイク)を買えば、きっとすごいことが出来る、と思って購入したものの・・・

アルミとはいえ当時の最高峰(たぶん今でも)キャノンデールCAAD9 105仕様、慣れないポジションと固いフレームにコテンパンにやられ、モチベーションはだだ下がり。

確かに最高速度は圧倒的にでる、ママチャリでは必死にこいでも出なかった40km/hも簡単に出るし。でも長時間は無理。お尻が無理。

タイヤ細くてシビア。段差も気を使うし。はっきりいって小回りもきかない。ブレーキも強力とは言い難い。街中で乗るもんじゃない。郊外はいいけど。

ヒルクライムはどうだろう。あれ、きつい。ギア比の問題かな。コンパクトクランクだけど。ママチャリの方が頑張れてたような。


冬眠すること数年間。。。


なんだかんだでトータル30万円は投資したと思う。これはなんとかしないと・・・3本ローラーとか買って筋トレマシーンと化した時期もあったけど、もったいなさすぎる。いま通ってるジムでロードバイク型のマシンあるし。

気づけば新車を探している自分がいる。まぶしい。電動化、11速、カーボンフレームによる空力形状にアルミよりも圧倒的軽量・・・いや、このさい軽量マウンテンバイクという選択肢も街乗り最強??・・・

ダメ。

絶対ダメ。

新車購入は止めよう。でもモチベーションはあげたい。よくよく見ると自分のロードバイクのデザインは好き。いまでも好き。リクイガスチームカラーでメチャかっこいい。

考え直すキッカケになったプロレーサー?のコメントを雑誌かなにかで読んだ。「振動が嫌ならロードバイクなんて乗るな!」。おおっ。かっけー。その通り。マウンテンバイクなんて情弱な選択肢だった。

確かにフレームはかっこいいのだけど、もう一回やり直すにはなにかモチベーションがわいてこない。たぶん原因はフレーム以外。電動化、軽量化、ホイールもディープがかっこ良すぎなご時世、自分のロードバイクも2014年仕様にカスタマイズしてテンションをあげることにした。今度こそ。

続く。